JLPT · JLPT 3

犬の社会と「挨拶」のルール

最近、犬の散歩をしていて ふと気づいたことがあるんです。

Level: N2 · 30 sentences

Transcript

  1. 最近、犬の散歩をしていて
  2. ふと気づいたことがあるんです。
  3. それは犬の「挨拶」についてなんですが
  4. 最近の犬って挨拶の仕方を忘れたのかなって。
  5. 他の犬とたくさん遊んだ経験がある犬とか
  6. 飼い主さんからしっかりしつけられた犬は
  7. すれ違う時にちゃんと挨拶するわけです。
  8. ところが、そういう経験がない犬もいますよね。
  9. 家で甘やかされて育ったせいか、
  10. 他の犬に会っても挨拶どころか
  11. まるで無視するような子もいるんです。
  12. こういう状況見たことありませんか?
  13. 面白いのはここからなんですけど
  14. 挨拶をする犬がしない犬に対して
  15. ちょっと怒ったように威嚇することがあるんです。
  16. 「ちゃんと挨拶しろよ」って言ってるかのようです。
  17. しかし、相手が子犬だった場合は
  18. 話が違ってくるみたいなんですよ。
  19. 子犬が挨拶できなかったとしても
  20. 大人の犬は威嚇しないことが多いんです。
  21. 不思議ですよね。
  22. 大人の犬と子犬を区別しているわけですね。
  23. じゃあ、この挨拶という行動は
  24. 生まれつきのものなのでしょうか。
  25. それとも、後から学習するものなのでしょうか。
  26. どうやら両方の側面があると言えそうです。
  27. ある程度の挨拶は生まれつきできるものの
  28. やはり他の犬との集団生活において
  29. より上手な挨拶の仕方を学んでいくんですね。
  30. 犬の社会もなかなか奥が深いものです。