JLPT · JLPT 1
AEDで命を救う
ここ数年、学校やスポーツクラブ、駅、デパートなどの公共施設で 「AED」という装置を、見かけるようになりました。
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Transcript
- ここ数年、学校やスポーツクラブ、駅、デパートなどの公共施設で
- 「AED」という装置を、見かけるようになりました。
- みなさんはこのAEDとは何か、またどのように使ったらよいかをご存じでしょうか。
- AED(自動体外式除細動機)とは、
- 心室細動(けいれんして血液を流すポンプの機能を失った状態)になった心臓に
- 電気ショックを与えて正常なリズムに戻すための医療機器です。
- 2004年から医療関係者以外でも使用できるようになり、
- 人が多く集まる場所に設置されるようになりました。
- AEDは、音声で操作方法を指示してくれるので、
- 専門的な知識のない人でも簡単に使用することができます。
- また、心臓の動き(心電図)を測定・分析し、電気ショックが必要な人にのみ
- 電気ショックを流す仕組みになっているので、安心です。
- AEDによる処置は時間との勝負です。
- 心室細動に対しては、
- 一秒でも早く、電気ショックを行う必要があります。
- 救助の可能性は一分ごとに10パーセントずつ低下すると言われています。
- 日本では、救急車が到着するまでに、平均約7分かかります。
- つまり、成功率は30%程度に下がってしまうわけです。
- ですから、救急車が到着する前に、
- 少しでも早く意識の近くにいる人がAEDを使用して
- 電気ショックを行うことが重要なのです。
- 最近では、一般市民がAEDを使用して、救命した事例も増えてきました。
- AEDだけでなく、「人工呼吸」などの救命法を学んでおくことで、
- 救える命があります。
- これらの救命法の講習会は各地の消防署などで行われています。
- ぜひ積極的に参加してください。
- 私たちの行動で、救われる命を救うことができるのです。