Daily Conversation · Section 3

若者の価値観の変化

私企業の主導的原理、 すなわち「自己利益の追求」というものがありますね。

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Transcript

  1. 私企業の主導的原理、
  2. すなわち「自己利益の追求」というものがありますね。
  3. この原理に突き動かされるかのごとく、
  4. 馬車馬のように働いた世代がいました。
  5. 我々の親の世代などがまさにそれにあたるでしょう。
  6. 現代の若者はそんな彼らの生き様を目の当たりにして
  7. ふと立ち止まって考えるわけです。
  8. 「彼らは果たして、幸せだったのだろうか」と。
  9. そうした生き方をめぐって、
  10. 根本的な問い直しが始まっている感があります。
  11. これは「不況の中の豊かさ」とでも言うべき、
  12. 現代ならではの環境が背景にあることは否めません。
  13. ある意味、幸運な時代に生まれたがゆえの、
  14. 価値観の変容と言えるかもしれません。
  15. 若者の間では、新たな願望が芽生えつつあります。
  16. 例えば、何らかの活動を通じて、
  17. 自分なりの生きがいを見出さんとする意識。
  18. あるいは、人との繋がりを希求し、
  19. 喜びや充実感を分かち合いたいという想い。
  20. さらには、誰かの役に立つことをもって
  21. 自らの居場所を確立したいという切望。
  22. こうした願望を実現できるのではないか、
  23. という可能性を彼らは感じ取っているのです。
  24. こういった意識こそが
  25. 若者たちをある方向へと向かわせています。
  26. それが、広義におけるボランタリーな活動
  27. すなわち、自発的な社会参加なのです。