Daily Conversation · Section 4
街角の「のぼり」の秘密
日本に来たばかりの頃の話なんですけど、 お、何ですか?
Level: N2 · 35 sentences
Transcript
- 日本に来たばかりの頃の話なんですけど、
- お、何ですか?
- 空港からバスに乗っていたとき、
- すごく面白い光景を目にしたんですよ。
- 面白い光景?
- ええ、道路沿いに青い布の旗が…
- 一定の間隔で何本も立っていたんです。
- ああ、「のぼり」のことですね。
- そうです!当時はそれが何か分からなくて。
- 確かに、初めて見ると不思議に思うかもしれませんね。
- でも、街を歩いているうちに、
- 「これは広告なんだ」と気づいたんです。
- なるほど。お弁当とか、食べ放題とか書いてありますもんね。
- そうそう!言葉は短いものの、
- 色が派手で、すごく目立つじゃないですか。
- うんうん、自然と目が行きますよね。
- それに、何本も並んでいると、
- 大きな看板みたいに見える効果もあって。
- どこにでも簡単に立てられるという利点もありますし。
- それで、すごく興味を持って調べてみたんです。
- へえ、何か分かりましたか?
- はい。この旗は「のぼり」って言うんですね。
- サイズは縦180センチ、横60センチが一般的なんだとか。
- 結構大きいんですね。
- ええ。しかも、今の形になったのは600年も前だそうで。
- 600年前!そんなに歴史があるとは驚きです。
- 当時は戦いにおいて、
- 敵と味方を見分けるために、使われていたらしいんですよ。
- へえ、なるほど。軍の目印だったわけですね。
- 時代は変わったものの、
- 情報を一瞬ではっきりと伝えたいという目的は同じで。
- 確かに。その点は今も昔も変わりませんね。
- こののぼりの特徴を広告に応用した発想には、
- 本当に感心せざるを得ませんでした。
- 日本の面白い文化の一つと言えるかもしれませんね。