JLPT · JLPT 4
子供のための選択
息子の健司に何かスポーツを習わせようと思った。 周りの親たちはサッカーや野球など、
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Transcript
- 息子の健司に何かスポーツを習わせようと思った。
- 周りの親たちはサッカーや野球など、
- 一つのスポーツに集中させているようだ。
- 早くから専門的な練習をさせれば、
- 才能が伸びるという気持ちは理解できる。
- しかし、私は少し心配になってきた。
- 特定のスポーツだけに集中することは
- 子供の体にとって負担が大きいのではないか。
- 同じ動きを繰り返し練習するわけだから、
- 怪我をしやすくなるという話も聞く。
- それに、まだ成長の途中にある健司にとって、
- まず必要なのは多様な動きを身につけることだ。
- 得意な動きも苦手な動きも経験することで、
- 全身の運動能力がバランスよく向上するはずだ。
- 親が決めたスポーツをいやいや続けることになり、
- スポーツそのものが嫌いになってしまう、
- なんてことにもなりかねない。
- 幼いうちは一つのことに絞るのではなく、
- いろいろなスポーツを経験させるべきだろう。
- スポーツの楽しさを知ることが何より大切だ。
- そこで私は健司を特定の教室には入れず、
- 週末に色々な場所に連れて行くことにした。
- 公園でバスケをしたり、プールで泳いだり。
- 健司は心から楽しんでいるようだった。
- この基礎的な運動能力こそが
- 将来、彼が本格的に何かを始めたいと思った時、
- きっと役に立つに違いない。