Business Japanese · Section 1

年長者と年少者をどう大切にするか

年長者と年少者のどちらを大切にしたほうがいいのか。 これは会社で働くうえで、頭を悩ませる究極の選択のひとつ。

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Transcript

  1. 年長者と年少者のどちらを大切にしたほうがいいのか。
  2. これは会社で働くうえで、頭を悩ませる究極の選択のひとつ。
  3. もちろん両者とうまくやれればいいけど、
  4. そんなに器用な人間はなかなかいないものだ。
  5. まず、年長者のほうから見てみよう。
  6. 確かに上司の受けがいいほうが、なにかと組織のなかでは有利である。
  7. 仕事だってすすめやすいし、
  8. なにより、同じミスをしても風あたりがまるで違う。
  9. 上司との折り合いが悪いと、職場は針のむしろと化す。
  10. もちろん、うえからの引き立てというのは、
  11. 昇進や出世にも有利に働く。
  12. やっぱり年長者を立てておいたほうがとくなのだろうか。
  13. けれども、今度は年少者の重要性を考えてみよう。
  14. まず、年少者は若くて、みんなかわいい。
  15. いっしょに仕事をしていて、なんだか楽しい
  16. これは見過ごされることが多いけど、とても大事だ。
  17. 上司は保護と監督を離れた位置からするけれど、
  18. 年少者たちとはいっしょにチームを組んで、現場の仕事をまわしていく。
  19. とてもにすごす時間が長いのだ。
  20. 上司ににらまれるのが針のむしろなら、
  21. 部下たちから疎まれるのは、宙ぶらりんのつまはじきき地獄である。
  22. あらためて考えてみると、年長者者は時がたつほど数が減っていく。
  23. 会社などという竜宮城に入ると、
  24. 五年、十年くらいの時間はあっという間である。
  25. 気がつけば、年少者のほうが多数派になっているものなのだ。
  26. そんなとき、上司のほうばかりむいていた人間はつらい。
  27. あの人はうえにだけ従順で、したの人間はないがしろにする。
  28. そんなツールが一回貼られてしまうと、
  29. 組織の中ではバツがつけられたと同じなのだ。
  30. さらに上司の引き立てで、人より早くいいポジションを得るよりも、
  31. たとえ人より遅くとも、
  32. 部下から押し上げられて, 同じ地位に就いたほうが、
  33. その後の仕事は断然うまく運ぶものだ。
  34. やっぱり年少者を大切にしたほうがいいのだろうか。
  35. うーん、困ってしまうなあ