Japan's History · Section 1
世界史・先史時代
はい、どうも、世界史探究のみかたです。 さて、今回は第一回目ということで、
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Transcript
- はい、どうも、世界史探究のみかたです。
- さて、今回は第一回目ということで、
- 先史時代について解説していきたいと思います。
- いきなりですが、皆さんに質問です。
- 人類の誕生はいつのことかわかりますか?
- それは約七百万年前のアフリカで
- 誕生したと考えられています。
- 私たちに最も近い生物であるチンパンジーの祖先と
- 人類の祖先が分かれた年代が
- およそ七百万年前であるということを
- 人類の起源としているんですね。
- では、何をもって共通祖先から人類に分かれたと考えられているのでしょうか?
- 言い換えれば、他の動物にはない人類の特徴とは何でしょうか?
- それはまっすぐに立って両足で歩くこと、
- すなわち直立二足歩行です。
- 私たちの祖先が木の上での生活から地上に降りて
- 直立二足歩行を始めたことを人類の誕生と捉えているのです。
- この最初の人類を猿人と言います。
- では、なぜ人類はアフリカで誕生したのでしょうか?
- 理由の一つとして考えられているのが環境の変化です。
- アフリカでは乾燥化の波が訪れたのに対して、
- アジアの熱帯林は豊かであり続けた可能性があります。
- そうしたため、
- 地面に降りる必要がなかったアフリカ以外の類人猿は、
- 人類に進化する機会がなかったとも言われているんですね。
- 猿人から現在の私たちに至るまでには
- いくつもの種が存在しており、
- 人類の進化は大きく猿人、原人、旧人、
- 新人という段階を経て進んできたと考えられてきました。
- このうち新人が私たちホモ=サピエンスになります。
- しかし、現在では、例えば新人のホモ・サピエンスと
- 旧人を代表するネアンデルタール人は、
- 数十万年にわたって共存していたことが明らかになっているんですね。
- 異なる進化段階に属する種が同時代に生きていたということなんです。
- また、猿人から新人へ人類は
- 効率的に進化していったと勘違いしそうですが、
- 生命の進化は偶然に起きるものであって、
- 目的を持って進むのではないと考えられています。
- 例えば、キリンの首は
- 高いところにある木の実を食べるために進化したわけではなくて、
- たまたま長い首を持ったキリンが高いところにある木の実を食べて
- 繁栄したと考えられているということなんです。
- まあ、繁殖に有利だったために、
- その進化をもたらした偶然の変異が集団に広まっていったと、
- そういうふうに考えられているんですね。
- では、人類の誕生からたくさんの種が生まれてきましたが、
- それぞれの種にはどのような特徴が見られたのでしょうか?
- 猿人は石をちかいで作った簡単な打製石器を道具として用いました。
- この石器の登場は、
- 人類による最初の革命的な技術だと言われているんです。
- なぜでしょう?
- 石器を使えば動物の皮を剥ぎ取りやすく、
- また肉を手際よく取ることもできます。
- 鋭い歯も爪もない人類にとって、
- 石器の使用は肉食の質を格段に高めたと考えられているんです。
- さらに石器を使うようになって、
- やがて脳の大型化への道を生み出した
- 初期の原人が見つかるようになります。
- では、約240万年前に出現した原人には
- どのような特徴が見られるのでしょうか?
- 原人を代表するホモ.エレクトスはアフリカ大陸の外にも広がりました。
- 広い地域を移動する人類は原人からで、
- 猿人はアフリカから出なかったと言われています。
- また、原人は火を使用していたことが知られています。
- この火の使用も石器に次いで
- 革命的な技術の発見だと言われているんです。
- なぜなら、芋など食べ物を加熱することができるようになったことで、
- 消化の効率が良くなったことや、
- 食中毒の危険を減らせることができるようになったからです。
- さらに、調理だけでなく、
- 動物などから身を守るためにも使われたと考えられています。
- その後、約八十万年前になると旧人が現れます。
- 旧人を代表するネアンデルタール人は、
- 私たちの直接の祖先である
- 新人とも共存していたことが分かっているんですね。
- 一方、ホモ・サピエンスと呼ばれる新人が誕生したのは
- 約二十万年前とされています。
- このホモ・サピエンスがアフリカで生まれ、
- やがて世界に拡散して
- 各地で文明を作り上げたと考えられているんですね。
- このように見れば、各地で築かれた文明は、
- 同じアフリカで誕生したホモ・サピエンスの共通の基盤の上に
- 形成されていったと言えます。
- その後、約一万年前に最後の氷期が終わり、
- 気候が温暖になると、
- 自然環境も大きく変わっていきました。
- 食物が豊富になったのです。
- そのため人口が増加し、多人数の移動が困難になっていきます。
- こうして人類は定住するようになり、
- そこで野生の様々な動植物を
- 家畜や栽培種に転換させていきました。
- こうして世界各地で農耕牧畜が開始されたんですね。
- 人間が自然に働きかけて食料を得ることによって、
- 狩猟採集よりもはるかに多くの人口を養うことができるようになりました。
- 牧畜って聞いたことありますか?
- 牛などの家畜に草を食べさせて、
- そのミルクや肉を利用することなんですが、
- この牧畜の開始によって農耕も困難にした
- 乾燥した地域への進出も可能になりました。
- この自然環境の変化によって、
- 人類は従来の狩猟採集中心の獲得経済から
- 農耕牧畜による生産経済に入りました。
- 生産経済は獲得経済よりも生活を安定させ、
- 人口はさらに増加します。
- また、農業の生産力が増大すると、
- 農業を行わない人間を養うことが可能になっていきます。
- その結果、他の集団との戦争で
- 指導者となる者や祭祀を行う神官が出現するなど、
- 分業が始まって社会階層が形成されていきました。
- こうして、食料生産によって、
- 多くの人を支えることができるようになった集団は、
- やがて国家を形成していくのです。
- このようにして、歴史時代が幕を開けました。
- では、先史時代と歴史時代を区別するものは何でしょうか?
- それは文字が発明されて
- 記録が残されているかどうかということなんですね。
- つまり、文字が発明される前の時代を、
- 先史時代、文字が発明されて記録されるようになってからの時代を
- 歴史時代と、こういうふうに区別しているんですね。
- 文字の発明は一つの時代の区切りとされるほど重要視されているのです。
- では、なぜ文字が重要視されてきたのでしょうか?
- ぜひコメント欄に皆さんの思いついたことを記入してみてください。
- それでは今回のまとめです。
- 以上で第一回の解説を終わります。