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硤合教授とノーベル化学賞
日本化学会の林隆教授に話を聞きました。 今回、ノーベル化学賞に決まったソワイ教授たちの研究、
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Transcript
- 日本化学会の林隆教授に話を聞きました。
- 今回、ノーベル化学賞に決まったソワイ教授たちの研究、
- 何がすごいのかというと二点あります。
- 一点目が、地球上のあらゆる生命体、
- 私たちの生命の起源に迫る研究であるという点なんです。
- 注目したのがアミノ酸です。
- アミノ酸は私たちの体を作る大切な分子です。
- 本来、アミノ酸の分子には左手タイプと右手タイプと、
- 互いに鏡のような関係にある形が存在します。
- なんですが、私たちの体の中のアミノ酸を見てみると、
- なぜか同じアミノ酸にも関わらず、
- この左手タイプの形のみになっているんですね。
- なぜ私たちの体の中にあるアミノ酸が
- 片方だけに偏っているのか、
- これは科学界でこれまでずっと謎に包まれていました。
- この謎を解き明かしたのがソワイ教授たちの研究なんです。
- この研究のすごいところ二点目。
- それが薬の開発に画期的に役立つという点なんです。
- 先ほど話したように、
- 私たちの体の中にあるアミノ酸の形は
- 左手タイプのみに偏っています。
- 通常、薬を作ろうとすると、
- その薬が持つ分子の形は左手タイプ、
- 右手タイプが混ざったものになります。
- 私たちの体にとっては、薬の左手タイプが効く場合や、
- 薬の右手タイプが効く場合があって、
- この効かないタイプが人体にとって
- 害をもたらす可能性もあります。
- ソワイ教授たちの研究では、
- 人工的にこの左手タイプのみを持つ
- アミノ酸を効率的に作る仕組みを解き明かして、
- これはつまり人の体によりよく効く薬を作ることに
- 繋がっているんです。
- 小林さんの解説でした。