Folk tales · Section 2

テケテケの伝説

みんなさん、夜一人で道を歩かないでください。 「テケテケ」という怖い幽霊がいますから。

Level: N4 · 35 sentences

Transcript

  1. みんなさん、夜一人で道を歩かないでください。
  2. 「テケテケ」という怖い幽霊がいますから。
  3. 彼女は上半身しかありません。
  4. 下半身はどこにもないんです。
  5. 髪は長くて、とても怒った顔をしています。
  6. 彼女は手やひじで歩きます。
  7. その時、「テケテケ」という音がします。
  8. ある夜、一人の男の子がいました。
  9. 彼は駅の近くを一人で歩いていました。
  10. 建物の窓にきれいな女の子を見ました。
  11. 女の子は彼に笑いました。
  12. でも、その女の子は窓から落ちました。
  13. 男の子はとてもびっくりしました。
  14. そして、もっと怖いことを見ました。
  15. 女の子には足がなかったんです。
  16. 彼女は手を使って、追いかけてきました。
  17. 車より速く走ることができました。
  18. 男の子は逃げることができませんでした。
  19. 捕まったら、体を半分に切られます。
  20. どうして彼女は幽霊になったのでしょうか。
  21. むかし、カシマレイコという女の子がいました。
  22. 北海道の寒い冬の日でした。
  23. 彼女は、悪い人たちに会いました。
  24. そして、線路の上に落ちてしまいました。
  25. ちょうどその時、電車が来てしまいました。
  26. 彼女の体は二つになりました。
  27. とても寒かったから、すぐには死にませんでした。
  28. 長い時間、とても痛かったそうです。
  29. それで、怖い幽霊になったのです。
  30. もしテケテケに会ってしまったら
  31. 彼女は質問をするかもしれません。
  32. 「私の足はどこ?」と聞きます。
  33. 「高速道路の上です」と答えてください。
  34. 「誰が言った?」と聞かれたら…
  35. 「カシマレイコさんが言いました」と答えるんです。