Folk tales · Section 2
百鬼夜行
日本の古い伝説に「百鬼夜行」というものがあります。 これは妖怪たちが集団で、
Level: N2 · 25 sentences
Transcript
- 日本の古い伝説に「百鬼夜行」というものがあります。
- これは妖怪たちが集団で、
- 夜の町を練り歩く行列のことなんです。
- 平安時代から室町時代にかけて、
- 広く語り継がれてきた伝説だそうですよ。
- この行列が現れるのは
- 特に丑三つ時とされていました。
- つまり、午前2時ごろですね。
- この時間帯はあの世とこの世の境界が
- 曖昧になると考えられていたわけです。
- とはいえ、毎晩起こるわけではありませんでした。
- 特定の日だけに起こると信じられていたんです。
- 例えば、1月や2月においては、
- 「子の日」が危ないとされていました。
- そういう日は夜の外出を避けざるを得なかったのかもしれませんね。
- もし百鬼夜行に遭遇してしまったら、
- 命を落とすとか災いに遭うとか
- そういった恐ろしい言い伝えもあったようです。
- しかし、万が一目撃してしまっても、
- 身を守るための呪文があったとされています。
- ちょっと長くて複雑なんですが
- 「カタシハヤ、エカセニクエイニ」と続く呪文です。
- これを唱えることによって、
- 酔っ払っているふりができ、
- 妖怪から身を守れると信じられていたそうです。