Folk tales · Section 2
魔女っ子ピピ
魔女っ子ピピ。 見習い魔女のピピは魔法学校に通っている女の子。
Level: N5 · 43 sentences
Transcript
- 魔女っ子ピピ。
- 見習い魔女のピピは魔法学校に通っている女の子。
- 今日は魔法でお花を増やす授業をしているようです。
- お花よ、ふえふえ、増えろ。
- あれれ、お友達は上手にお花を増やせたけれど、
- ピピは葉っぱだけが増えてしまいました。
- ピピは魔法が少し苦手なようです。
- どうして私だけ魔法がうまく使えないの。
- 泣いてしまったピピを、お友達も慰めます。
- ピピは悔しくて、自分のお家で魔法の練習をたくさんしました。
- 失敗をしても毎日毎日練習を続けていると。
- お花よ、ふえふえ、増えろ。
- 少しずつですが、お花が増やせるようになってきました。
- それでもお友達よりは増やせる数が少なく、
- ピピはまた落ち込んでしまいました。
- 何がダメなのかな?
- お友達はみんなうまくいくのに。
- その時です。
- 火事よ、火事よ。
- 近くで山火事が起きたと、村が大騒ぎになっています。
- まあ大変。
- ピピも慌てて向かいました。
- 山火事の火はとても大きく、
- たくさんの魔女が魔法で水をかけますが、
- 火は勢いを増すばかりです。
- どうしよう。このままでは火が村まで広がってしまうわ。
- するとピピはあることを思いつきました。
- あっ、あの雲を増やして雨を降らせれば火が消えるんじゃないかしら。
- お花も上手く増やすことができないピピは少し不安な気持ちになりました。でも。
- 大丈夫。たくさん練習してきたんだもん。
- 絶対できるわ。
- ピピは勇気を出して魔法をかけました。
- 雲よ、ふえふえ、増えろ。
- すると雲はみるみると数を増やし、たくさんの雨を降らせました。
- ピピが降らせた雨は全ての火を消しました。
- ピピ村を救ってくれてありがとう。
- すごいよ。かっこよかった。
- お花よ、ふえふえ、増えろ。
- それからというもの、
- ピピは魔法を見事に使いこなせるようになりました。
- 私、たくさん練習したの。
- 立派な魔女になるため、まだまだ頑張るわ。
- おしまい。